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「こころの健康づくり」
スクールカウンセラー米倉先生　特別授業

長引く新型コロナ禍の中で、心にストレスを感じている人はきっと多いことでしょう。特に、思春期の中学生は、抱えたストレスや悩みを発散したり、解消したりできないまま、苦しい思いをしているのではないかと、スクールカウンセラーで臨床心理士の米倉ゆかり先生が、「こころの健康づくり」と題して特別授業をして下さいました。
この授業では、「ストレス」とはどういうものか、悩みやストレスの原因は何かということを、事前に取ったアンケ―トの集計結果を交えながら教えて下さり、その上でストレスや悩みにどう向き合うかをテーマに、見方を変えることや、人に話すこと、人の話を聞くことの大切さとそのポイントを、わかりやすく説明して下さいました。穏やかに微笑みながら授業を進める先生の話を、生徒たちが一生懸命聞いている姿が印象的でした。先生のお話では、ストレスを一人で抱え込まず、好きなことをして気分転換したり、誰かに話したりすることや、自分なりのストレス解消法を二つ以上持つことがとても大事だということでした。最後は、誰にでも簡単にできるストレス解消法として、新聞パンチ・筋弛緩法・カウント呼吸法の三つを教わりました。ペアになって、相手の胸の前に広げた１枚の新聞紙を、渾身の力でパンチして破り、破れた新聞を力いっぱい丸めて捨てる「新聞パンチ」。生徒たちからは「あー、すっきりした。」という声も聞かれました。