2026.10.08
10月7日(水)、衛生看護科5年一貫コース2年生35名の戴帽式が厳かに執り行われた。
看護5年一貫コースの1・3年生、教員、実習病院の院長先生をはじめ看護部長様のご臨席のもと、戴帽生の保護者60人が見守る中、式場には神聖な空気と緊張が満ちていた。
ナイチンゲール像を前に、聖歌「グロリア」の合唱が響き渡り、3学年の澄んだ声が式全体を引き締めた。続いて、戴帽生は一人ずつ名前を呼ばれ、看護教員よりナースキャップが授けられた。近年、キャッピングを廃止する学校が増える中、本校では、看護の基礎を学び、専門的な学びが本格化するこの時期に、看護者としての覚悟を確かなものとする重要な節目として、伝統を継承している。
患者様の生命や希望を象徴するろうそくの灯を受け取り、看護の精神である「ナイチンゲール誓詞」を唱和した。戴帽生を代表し、厳かな静けさに包まれた式場で誓いの言葉が述べられ、その強い思いは参列者の胸を熱くした。また、生徒一人ひとりが記した「目指す看護師像、保護者の皆さまにお伝えしたいこと」の文章が来賓・保護者に配布され、これまでの学びや成長、家族への感謝が綴られた内容は、式の感動をいっそう深めるものとなった。
式に続いて、11月から始まる初めての病院実習の説明会が行われ、生徒たちは実習に臨む心構えを再確認し、看護学生としての責任を自覚する姿勢を強めていた。戴帽を終え、凛とした表情のその瞳には、これから歩み続ける看護の道が静かに、確かに映しだされていた。