第18回向陽祭「百花繚乱～咲かせよう個性の花～」

10月18日（水）19日（木）の2日間、向陽中学校の文化祭「向陽祭」を開催しました。18回目を迎
える今年は、4年ぶりに2日間、保護者の観覧も人数制限なしで、本来の向陽祭の形に戻して行いまし
た。テーマは「百花繚乱～咲かせよう個性の花」でしたが、それにふさわしいバラエティ豊かな向陽
文化の祭典になりました。合唱、ダンス、劇、コント、演奏などは、練習や準備中こそ感染症に気を
つけながらやらなくてはなりませんでしたが、本番では、のびのびと歌い、踊り、演奏し、演じるこ
とができました。とりわけ３年生のクラス劇は、生徒によるオリジナル脚本で、友情や夢を題材にし
た見応えのあるものになっていました。毎日遅くまで残り練習し、一つの作品を作り上げた３年生の
取り組みは、下級生たちの来年の目標になったことと思われます。また、恒例となった卒業生のオン
ライン講演会は、８期生の秋吉麻衣さん（青山学院大学大学院総合文化政策学研究科１年）と佐藤竣
貴さん（東京大学医学部５年）が、「Design Our Future～歩み出そう、未来への一歩～」と題して、
中学時代の思い出や大学での学びについて話して下さいました。お二人とも画面越しに向陽祭の雰囲
気を懐かしみながら、生徒たちの質問にも熱心かつ丁寧に答えて下さいました。
ステージ発表・展示作品のどれをとっても、向陽中学生の個性、そして協働力が「開花」した、充
実の文化祭となりました。