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第20回向陽祭「輝跡(きせき)~ともに創りあげる20周年の舞台~」

第20回向陽祭「輝跡(きせき)~ともに創りあげる20周年の舞台~」

 

10月16日(木)17日(金)の2日間、向陽中学校の文化祭「向陽祭」を開催しました。節目の20回目の今年のテーマは「輝跡(きせき)~ともに創りあげる20周年の舞台~」。3学年すべてが2クラスとなって初めての向陽祭は、どの発表や作品にも生徒の個性とクラスの団結が感じられる彩り豊かな文化の祭典となりました。

 

ステージ発表は、コーラス部と科学部の文化部発表、クラス劇、英語暗唱、歌唱、ダンス、漫才、ピアノ演奏、自主制作動画、空手の形(かた)の演武、プレゼン、クイズなど、どれも練習の成果が発揮され、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。一方、作品展示は、技術家庭・美術・書写の授業で取り組んだ作品、研究レポート、全校生徒と教職員の短歌を集めた「かるた会」制作の「向陽百人一首」、「Art Square」の創作作品やイラストなどには、秀作が多く観る人の目を楽しませていました。また、20周年記念として生徒会が制作したフォトスポットも好評で、仲間と一緒に写真を撮ってもらう生徒たちの笑顔が印象的でした。

 

とりわけ圧巻だったのは、向陽祭のラストを飾った3年生のクラス劇。1組は、「万葉集」の相聞歌を交えた時空を超えて変わらぬ愛の美しさを描くロマンスを、2組は、もし戦国時代にSNSがあったら、という奇想天外なストーリーながらも、SNSに翻弄される現代社会を風刺したコメディーを、クラス全員が協力して創りあげました。どちらも上演時間が1時間に及ぶ劇でしたが、1・2年生たちに「向陽文化」のバトンを託す3年生のメッセージにも感じられました。

 

この20回目の向陽祭を創りあげた向陽18・19・20期生の創造力と協働力が、これまでの20年の「向陽文化」の軌跡を継ぐものであり、そして、これからの「向陽文化」を築く新たな一歩として輝くことでしょう。