大分東明高等学校

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看護専攻科 卒業式

小雨降りしきる、令和3年3月1日(月)、衛生看護専攻科15期生46名の卒業式が執り行われた。今年度は、新型コロナウイルス感染予防に配慮し、来賓や保護者の参列はなく、卒業生と在校生代表と教職員で式典を挙行した。
校長式辞の「看護師は水のようにあれ。水は高い所から低い所を流れる。低い所を流れる水の如く謙虚に学び続ける姿勢をもつこと。また水は、方円の器に従うというように、入れ物により形を変えることができ、状況に合わせてその形を変えることができる。このような柔軟性をもつこと。そして、点滴、石をも穿つから、水の雫が岩に穴を開けるように、小さな努力の積み重ねが大きな偉業を成し遂げることにつながる。」という言葉に、卒業生たちは、看護師となる気持ちを新たにした。送辞では、専攻科1年生代表が、「学業、生活面でのサポート、アドバイスを頂いたことで、専攻科の学校生活を不安なく過ごすことができました。」と感謝の思いを述べた。答辞では、卒業生代表の河野咲さん(看護5年)が、コロナ禍で臨床実習が校内実習に変わり、不安を抱く自分たちに対し、根気強く話を聞いてくれ、対処してくれた先生方に対する感謝と、15期生46名全員で卒業できる喜びを述べた。
4月からは、大半の卒業生が臨床現場の第一線で働き始める。「看護師は水の如くあれ」という校長先生の言葉を胸に、東明高校衛生看護専攻科の卒業生としての誇りを持ち続けて欲しいと思う。15期卒業生の今後の活躍を祈念する。

薬師寺紗依 後ろ姿 専攻科卒業式