6月31日、本学園新館4階ホールにて私立学校理工系人材育成支援事業の一環としての地区別講演会が本校で特進コースの１年生を対象に行われた。
はじめに東京理科大学教授の山本貴博氏とキャリアコンサルタントの山崎美和氏のトークセッションが行われた。山本先生の幼い頃の大分の思い出話から始まり、福岡、東京と転校を経て教授になるまでの経歴を語る中で、自分の人生は自分で決める事の大切さ、好きなこと、楽しいことをとことん追求することの大切さについて教えて下さった。
その後、先輩社会人講話として株式会社オーイーシーの財津志帆氏の講演があった。「私のベースとなった数学」という題目の講演だったのだが、数学好きになった経緯、その数学が今の会社でどのように役に立っているのかを自らの人生経験から教えて下さった。
どの講演も興味深いものとなり、最後の質問タイムは時間をオーバーするほどたくさん出て、大変充実した時間となった。
様々な視点から理系の魅力について語って頂いたことで、参加した特進コース１年生からは、「今後の文理選択にすごく役に立った。」「理科や数学の面白さ、大切を知ることができた。」などの声を聞くことができた。