本コースは全国的にも珍しい、商業科の中で介護福祉士の資格を最短で取得できるコースです。
しかも、「福祉の資格」+「商業の資格」で、介護福祉士だけでなく、施設の事務職、
さらに一般企業、保育などの他分野にも対応でき、就職の幅はさらに広がります。
〈商業に関する資格〉 簿記実務検定・情報処理検定・ビジネス文書検定・電卓検定・商業英語検定
〈福祉に関する検定〉 介護福祉士(国家資格)・手話検定
〈そ の 他〉 漢字検定・硬筆書写検定・秘書検定
介護福祉士国家試験合格率 95.8%(令和4年1月、全国平均71.0%)
介護福祉士とは、専門知識や技術を持って、身体上・精神上の障害で日常生活を送ることに支障がある方々に対して、入浴・排せつ・食事などの介護を行うことを仕事とするプロです。 介護福祉士になるには、実務経験を積むか、短大や専門学校で専門知識を学ばねばならず、普通は高校卒業後2~3年を要します。本コースは一般教科に加え、社会福祉基礎や介護過程、生活支援技術といった専門科目や実習を行い、高校3年間で国家試験の受験資格を得られるというものです。国家試験では毎年、全国平均を大きく上回る合格率を誇っています。
介護福祉コースでは次のような実習や体験学習をします。
1年次/夏休みに1週間の観察実習。3月には身体障害者施設や知的障害者施設などで体験実習
2年次/9月に3週間、11月に2週間の特別養護老人ホームや介護老人保健施設での介護実習
3年次/6~7月に5週間におよぶ総合施設実習
施設での実習は、人を思いやる心、相手の身になって考えることを学び、ひと回りもふた回りも大きくなる貴重な体験です。
1年生の授業で行われる手話の力を試すため、全国高校生手話スピーチコンテストに参加し、全国優勝の経験もあります。また、高校生福祉コンテストでも最優秀賞を受賞するなど、各イベントに積極的に参加しています。さらに、車いすマラソンや障がい者スポーツ大会、施設の夏祭りやレクリェーションなどのボランティア活動にも参加し、その活動が認められボランティア・スピリット賞を受賞しました。 これらひとつひとつの体験が、福祉の根本となる優しい思いやりの心を育て、将来のかけがえのない心の支えと自信になっているようです。
※東明高校の現役卒業生は、本学園併設の大分短期大学および医療・福祉系専門学校(7校10学科)への進学の場合は、入学金(24万円)が免除となります。