校長挨拶
時代の流れに対応できる医療人を・・・
医療に対するニーズの変化や多様化、医療技術の高度化など、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。大分平松総合医療専門学校には、臨床検査学科、臨床工学科、視能訓練学科の3学科が設置され、本学園の教育の精神である「誠実・丁寧・知力」のもと「広い視野を持ち、いかなる状況でも柔軟に対応できる医療人」の育成を目指しています。
本校では、個々の専門職種としての知識や技術を習得することはもちろんですが、現在、医療の根幹をなす「チーム医療」の一員として他の職種の考え方やアプローチ方法、治療方法などを理解することも大切にしています。IPE教育(多職種連携教育)を積極的に取り入れ、それぞれの医療資格を目指す学生同士が互いに学び合うことで「チーム医療」の基礎となる力を3年間の学生生活の中で習得することを目指しています。
医療人を目指す3年間には困難も待ち受けています。本校ではクラス担任制を採用しており、学生ひとりひとりにきめ細やかな対応をおこなうと同時に、勉強面を含めた個別指導にも力を入れています。知識や技術のみならず、柔軟な対応力、豊かな人間性を身につけた医療人として活躍できるように教育、サポートいたします。
校長 樋口 安典(大分大学先端医工学研究センター元教授・大分大学名誉教授)
本校設置の3学科について、臨床検査学科は大分県初の開設で61年の実績、臨床工学科は日本初の養成校、視能訓練士科は大分県で唯一、全国でも希少な養成校として、これまで多数の卒業生を輩出し、大分県内はもちろん各地で病院、クリニック、医療メーカー、製薬企業など多岐にわたり活躍しており、その絆、信頼は今に継続しております。
最短の濃縮した3年間で医療専門職国家資格取得に向け、その道を志す学生全員を私たち教職員は一丸となり、粘り強く柔軟にサポートしてゆきます。3年後の現場デビューを見据え、身心を整え明るく元気にのびのびと、基礎をしっかりと培い、実践力を磨き、学生自らの成長を楽しみ互いに高め合いながら育み学んでいきましょう。
担当科目
化学検査学実習Ⅰ
技能修得到達度評価 他
教育部長 尾越 典子
臨床検査学科
概要
本校では半世紀の歴史があり、各種医療機関からの社会的評価や信頼性は高く、多くの卒業生が各方面で活躍しています。“全員受験・全員合格”を目指し、各学年ごとに目標を設定し、それに向けての対策がなされます。
- 課程名医療専門課程
- 学科名臨床検査学科
- 修業年数3年
- 区分昼間
- 入学定員40名(男女)
- 単位数112単位
- 時間数2835時間
在学中に受験可能な資格および認定
- 毒物劇物取扱者(国家資格)
- 有機溶剤作業主任者(国家資格)
- 心電図検定(日本不整脈心電学会)
- 第2種ME技術実力検定試験(日本生体医工学会認定)
- 救急法救急員(日本赤十字社)
- 赤十字健康生活支援員(日本赤十字社)
- 赤十字幼児安全法支援員(日本赤十字社)
卒業時に得られる資格・称号
- 臨床検査技師国家試験受験資格
- 専門士(医療専門課程)
教育目標
臨床検査学科は、病気の予防、医師による診断・治療を進める上で、科学的な根拠となる
検査データを提示する専門職 臨床検査技師を養成する厚生労働省指定の専門学校です。
3年間のカリキュラムは教養・基礎科目の充実、先進検査技術など臨床検査に必要な知識、
技術を身に付ける履修内容で、チームの一員として医療に携わり、保健、福祉を支え、地域社会に貢献し、
病むひとに寄り添う人間性豊かな人材育成を目指します。
教員紹介
担当教員をご紹介いたします。
- 学科長
- 三戸 志保
- 担当科目
-
現代医療において、臨床検査技師は「診断の根拠」を導き出す重要な役割を担っています。医師が適切な治療方針を決定するためには、正確かつ迅速な検査データが欠かせません。本学科では、高度化する医療技術に対応できる専門知識と、実践的な技術を習得するカリキュラムを用意しています。国家試験合格という目標はもちろん、チーム医療の一員として多職種と連携し、患者様に寄り添える豊かな人間性を育むことを重視しています。検査のスペシャリストへの道を、私たちと共に歩みましょう。
- 教務主任
- 北永 裕一
- 担当科目
-
臨床検査技師とは、目には見えない身体の状態を、数値や波形、画像、細胞形態など科学的な分析のもと『見える化』する専門職です。ここ数年で臨床検査の業界は急速な変革期を迎えていますが、いつの時代も、検体や標本は患者さんそのものであるということを意識できなければいけません。またデータ提供だけでなく、医師に頼られ、時として意見を求められ応えられるだけの総合的な能力は検査技師の存在価値を高め、未来への発展を促すものであると信じています。Education(教育)は人の才能を引き出すという意味、私たちはいろいろな専門知識を教えると同時に人間性や思考力、問題を解決できる力をつけていくことを重視しています。
視能訓練学科
概要
本校は、学校法人平松学園の4番目の医療系専門学校で、九州で最初の(全国では5番目)の視能訓練士の養成校として、平成3年4月に開校し、多くの卒業生が眼科の第一線で活躍しています。
1学年の定員は30名で、一人ひとりにきめ細かい指導を行っています。また、眼科の知識を習得するだけでなく、社会福祉施設や幼稚園での実習も行い、幅広い知識を身につけられる構成のカリキュラムです。
- 課程名医療専門課程
- 学科名視能訓練学科
- 修業年数3年
- 区分昼間
- 入学定員30名(男女)
- 単位数122単位
- 時間数2700時間
卒業時に得られる資格・称号
- 視能訓練士国家試験受験資格
- 専門士(医療専門課程)
教育目標
眼科領域の医療専門職種の養成施設として、視能矯正の普及に努め、地域医療の向上・健康の維持発展に貢献します。
また、本校の教育目標は、眼科領域の専門的知識と技術を修得するとともに、科学的根拠(エビデンス)に基づき、Quality of Vision(QOV)を向上させる視能訓練士(certified orthoptist)の育成を目指します。
教員紹介
担当教員をご紹介いたします。
- 学科長
- 田野上 恭子
- 担当科目
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情報の80%以上は視覚から取り入れていると言われるほど,眼は大切な感覚器官です。しかし,〝見えにくさ〟の感覚は形では表せないため,それを視能訓練士が検査データという形に換えて医師の診断に役立てます。患者さんと医師の橋渡し~これが視能訓練士の一番の役割であり,やりがいを感じる瞬間です。今後は,国が進める〝タスク・シフト/シェア〟により,視能訓練士の業務範囲は更に広がってくると思われます。考える力や柔軟に対応する力を養えるような授業を心掛けています。
- 教務主任
- 正 鮎美
- 担当科目
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視能訓練士は,視機能検査だけではなく眼の訓練治療にも携わるリハビリ職です。訓練に必要なのは,人間的な心のつながりと良好な信頼関係を築くことです。そのためコミュニケーションスキルが必要となる仕事です。学校生活を通じて,専門的な知識だけでなく,相手を慮る心も養ってほしいと思います。常に患者さんに寄り添い,見え方の質の向上をサポートできるような視能訓練士の育成を目指しています。