2016.06.29
幼児期にことばを学習した
後、文字学習に入りますが、
文字を学習することで、耳
からの聴覚弁別がより正確
になっていきます。発音の
訓練において文字を介した
指導は有効です。
子どもの時期には、知的面や言語
発達に問題がなくても発音の誤り
が習慣化しまっていることがあり
ます。
発音の異常には舌の運動が関与し
ます。誤った舌癖の理解を模型を
使って促しています。
的確に発音を行うには、音を
構える口腔の運動がスムーズ
に行えることが不可欠です。
まず口腔の基本運動を経て、
構音訓練に導入します。
発語が不明瞭であり、意思が十分に伝わらないケースには、話し言葉に替わる代替機器(コミュニケーションエイド)を使用することがあります。
☚トーキングエイドを用いての訓練を行っています。
左・右の言語理解を促しています。
自己の身体部位から対面する他者の身体部位の左右理解へと移行させていきます。
訓練している状況をマジックミラー越しに隣室から観察することができます。他グループが実施している訓練内容を観察し、次回の訓練担当班がプログラム立案の参考にします。プログラム立案に際しては、お子さんの評価から発達の理論的背景にそった目標・内容を設定していきます。