2016.09.02
9月1日、大分市主体のシェイクアウトを本学科でも実施しました。
シェイクアウトとは、地震が発生したときに、揺れの際に自らの身を守る行動をする防災訓練のことです。
作業療法士科では、自分の身を守るだけでなく、将来、医療現場で働くことを前提に「プラスワン訓練」と題して、医療現場で起こりうるリスクを考えてもらいましたのでアップします☆
学生の皆さんも意識高く、まじめに参加してくれました!
次の画像は、「プラスワン訓練」と題して、医療現場で起こりうるリスクを考えている場面です!
学生の意見もいくつか紹介します。
課題1
大分リハ専門学校の授業中に震度7(熊本地震と同規模)の地震が発生しました。
その時、この場であなたの身の回りに起こるかもしれない危険を考えてください。考えられる様々なことを想定し、下記に記してください。
・窓ガラスが割れる ・物が散乱する ・ロッカーや本棚が倒れる
・天井に吊り下げているプロジェクターが落下する
・突然地震が起こるので、机などの避難できるものがないかもしれない
・慌てて立ち上がり、転倒する
・ドアが壊れ教室から出られなくなる
・火災 ・水道管の破裂
・エレベーターが使用できなくなる
・床が抜ける ・天井が落ちる
・照明が消える 等
課題2
あなたは、施設で障がい者と一緒にいます。この時、震度7の地震が発生しました。
あなたが障がい者に対してできることを下記に記しなさい。
また、その障がい者と共に避難する場合、考えられる障がい者への配慮や気を付けることを下記に記しなさい。
<できること>
・頭部を保護できるように隠れてもらう
・避難経路を確認する
・ベッドから車いすへの移乗
・医療機器(呼吸器やチューブ)を付けている人はスタッフに確認する など
<配慮、気を付けること>
・パニックを起こさないように自分が焦らない
・ゆっくりでも確実に避難してもらう
・杖を使用している方は車いすに乗ってもらい、転倒させないようにする
・安心してもらうための声かけを行う
・一人にさせず、集団行動を行う など
学生にとっても教員にとっても災害について真剣に考える良い機会となりました!