2017.06.13
平成29年6月10日土曜日、「身体機能障害治療学」の科目で当事者の方に来ていただきました。
来て下さった方は、24時間体制で介護者の方に手助けしていただきながら、車いすで生活されています。言葉でのコミュニケーションは難しく、主にスマートフォンのメッセージを活用されています。
当日、学生からの、「どういうものを食べられますか」「寝るときにはどこに気を付けていますか?」といった質問にも、スマートフォンを活用して丁寧に答えていただきました。
また、昨年の熊本・大分地震を経験され、障がいを持ちながら体感した地震の怖さや不安について講演された時の様子を見せていただきました。
学生はこの講義を通じて、作業療法の仕事が当事者にどのように繋がるのか、そのために何が必要なのかを考える貴重な機会となりました。